1988-04-26 第112回国会 参議院 外務委員会 第5号
その前提としてシェワルナゼ外務大臣と私の定期外相会談、これは東京の番だと、シェワルナゼさんもよく承知しておりますというふうに伝えられておりますから、ことしは、秋以降になるかもしれませんが、そうしたことをまず私たちはやりたい。その前提としてやはり動くことが大切でございますから、事務レベル間の協議をしたい。
その前提としてシェワルナゼ外務大臣と私の定期外相会談、これは東京の番だと、シェワルナゼさんもよく承知しておりますというふうに伝えられておりますから、ことしは、秋以降になるかもしれませんが、そうしたことをまず私たちはやりたい。その前提としてやはり動くことが大切でございますから、事務レベル間の協議をしたい。
外相会談というのは、世界の通例といたしまして、交互に訪問し合ってそして定期外相会談を開く、かようになっております。したがいまして、今度はシェワルナゼ外相が日本へ来てくれる番ですよ、こういうふうに累次申し上げておりますが、これも十二分にシェワルナゼさんの頭の中にはインプットされております。
また、日ソ定期外相会談とかあるいはゴルバチョフ書記長の来日問題にも明るい見通しができたのではないかと思われますが、いかがでございますか。
○中曽根内閣総理大臣 我々には我々の考えがありまして、我々の考えを主張するものでありますが、先方にいろいろなお考えがあれば、まさに定期外相会談におきまして双方が見解を述べるというのは一つのルートであるだろうと思います。
こういう成果が上がるかどうかは、これは行って交渉する以外に道は開けてこないわけでございますが、そういう成果が上がるか上がらぬかは別にして、私が一番大事に考えておりますのは、せっかく八年ぶりに開かれた日ソ定期外相会談、今度は第二回目、そしてこれが今後ともずっと定期的に定着して開かれる、そういう道をぜひとも開くことが日ソ関係にとって非常に大事だと思っております。
○安倍国務大臣 この一月に八年ぶりに日ソ定期外相会談が行われまして、これは私は、これから日ソ間の対話を進めていくという意味におきましても、日ソ関係を改善するという意味におきましても、ある意味の成果というのはあったのではないか、こういうふうに思っておるわけであります。
私の訪ソにつきましては、これはシェワルナゼ・ソ連外相が一月に日本を訪問されたときに、いわゆる定期外相会談が八年ぶりに再開されるということで、有益な意見の交換が行われたと私は思っております。その結果としまして第二回の、再開された定期外相会談第二回をモスクワで開こうということが決まりまして、そして私の訪ソということも同時に共同声明で合意ということで明らかにしたわけでございます。
つまり、具体的に申しますと、ことしの日ソ定期外相会談で約束された今度は日本の外務大臣がモスクワに行って、今申し上げたようなことを含めて、あるいはまた文化交流協定等いろいろあると思いますけれども、そういうものを含めて向こうの首脳と日ソの基本的な対話の流れをさらに推し進めていく必要があるのではないかと考えますが、外務省その辺はいかがでございますか。
○安倍国務大臣 ことし一月に行われました日ソ外相会談の際の合意に基づきまして、今度は私がモスクワを訪問をいたしまして引き続いて定期外相会談を行う、こういうことになっておりまして、私自身も、ぜひとも一月に引き続きまして領土問題を含めた平和条約交渉をモスクワで継続してまいりたい、こういうふうに思っておりますし、同時にまた、北方領土への墓参の問題であるとかさらに文化協定の締結の問題であるとか、その他経済あるいはまた
そこで、実は明十一日から始まります日中の定期外相会談におきましてこの問題を議題として取り上げて、早期解決に向かって協議していただくように先日私から安倍外務大臣に直接お願いをいたしました。
○国務大臣(安倍晋太郎君) 先般、日ソ定期外相会談で共同声明を出しまして相互訪問を約束、合意したわけでありまして、今度は私が訪問、そして第二回の協議を開くことになっております。向こうの都合もあるわけでございますので今目下話を詰めておる、こういう段階でございまして、まだはっきりした時日を確定するには至っておりません。
○安倍国務大臣 平和条約締結交渉については、今回のコミュニケでもはっきりしておりますように、今回の定期外相会談で行ったわけでございます。
私は、現在の状況は、先般ソ連シェワルナゼ外相の訪日によりまして日ソの定期外相会談が持たれて、親善友好のうちに共同声明を交換したという直後だけに、極めて遺憾であると思うのであります。今やスケソウダラのごときは漁獲最盛期に直面して、関係漁民はもちろん、関係業界、地方自治体はまさに窮地のどん底にあります。政府はこのような現状を速やかに打開するために、私は、再度大臣並びに総理大臣のお考えを承ります。
があるわけでございますが、今後の問題として、日本政府として何ができるかということについてはひとつ検討してまいりたい、こういうふうに思っておりますが、いずれにしても、情報の交換とか提供とかあるいは入国面での便宜供与等できるだけのことはしなければならない、こういうふうに思っておりまして、これはまさに人道的な問題、そして日本も関係のある問題として私は取り扱っていきたい、こういうふうな気持ちでございまして、今度の日ソ定期外相会談
しかし、こうしてやっと十年ぶりにソ連の外相が来るわけですし、八年ぶりに定期外相会談がスタートを切るわけでありますから、それなりに大きな意義を持つわけですし、この会談がこれから継続して行われるという一つの筋道をきちっとつくっていくことが、今回の会談に当たっては大きな意義があるだろう、私はこういうふうに見ておりますし、同時にまた、率直な意見の交換というのが問題解決の糸口を見つけ出すことにもつながっていく
ですから、今度の会談というものは、こうした問題も十分話し合うとともに、幅広く、その他二国間の問題、さらにまた国際情勢等を話し合って、十分お互いの意思の疎通を行って、そうして、今度の会談が、いわば再開第一回目の会談だと、これから連続して続いていく定期外相会談への一つのスタートだと、そういうものに持っていくことが、いろいろな面についてこれからの関係を進めていく大きな雰囲気づくりになっていくんじゃないだろうか
○国務大臣(安倍晋太郎君) 大木さんは専門家でございますから、その辺のいきさつについてはよく御承知のとおりですが、来年の一月十五日にシェワルナゼ・ソ連外相がやってまいりまして、久方ぶりに定期外相会談を行うわけでございますが、この会談が実現するに当たりましては、日ソ双方がそれぞれの努力をしてきた結果によるわけですし、同時にまた、米ソ首脳会談等の国際情勢の変化もあると思います。
特に中国につきましては、ちょうど私が日中の定期外相会談で参りました。その際、呉学謙外相とお目にかかりましたときにこの靖国の公式参拝の問題に触れまして、官房長官談話を中心にいたしましてこれまでの経緯を説明いたしまして、日本政府の中国に対するいわゆる共同宣言、さらにまた平和条約、それに基づくところの日本の立場は不動である。
私も同感でありますし、十年ぶりに開かれる日ソの定期外相会談でございますから、時間を十分とって日ソ間の基本の問題、平和条約を締結をしたいという日本も強い熱意を持っておりますし、こうした平和条約をめぐる議論、あるいはまた、日ソ間のこれまでの経済、これからの経済の協力のあり方とか、あるいは文化交流のあり方とか、その他万般の日ソ二国間の問題について話し合いたいと思いますし、あるいはまた極東の情勢、さらに、米
しかし、こういう問題につきましては、おっしゃるように、せっかくの日ソの定期外相会談が久しぶりに再開されるわけでございますから、シェワルナゼ外相を迎えて私も徹底的にこうした点について議論をし両国の立場を明らかにして、そしてこの日ソ関係の信頼関係が少しでも進むように努力をしてみたい、こういうふうに思っております。
○国務大臣(安倍晋太郎君) 今月の十日から十三日まで中国を訪問いたしまして、第一回の定期外相会談を行ったわけでございます。
○国務大臣(安倍晋太郎君) これは日ソ関係について言えば、まずやはり定期外相会談でありますし、グロムイコ外相がこちらに来る番ですから、基本がまず満たされなければならないと私は思っておるわけなんですね。そのことによって日本の外相の訪ソということも可能にたりますし、あるいはまた場合によっては首相の訪ソということもあり得るわけなんです。